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点描画法の注目すべき点 – ウィーン アルベルティーナ美術館

Dec 29, 2016

ウィーンのアルベルティーナ美術館で公開中の特別展「点描画法の道」を観に行くには残り1週間しかありませんが、先日訪れたギャラリーとクリスマスのイルミネーションにインスパイアされてブログを更新することにしました。

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点描画法によるイメージ表現は芸術家で画家のジョルジュ・スーラによって最初に発見されました。彼は31歳の若さで亡くなりましたが、後世のアートシーンに偉大な影響をもたらす遺産「点描画法」を残しました。点描的スタイルで対象をつかむことによってスーラはモダンアートのパイオニアとなったのです。

アルベルティーナ美術館のスタッフは特別展で私たちを完璧にガイドしてくれました。このページで読者の方とその体験を分かち合えることを嬉しく思います。

点描画法は異なる対照的な色彩を持つ小さな点又は線を使います。ある距離から見ると、それらが我々の目に全体像となって結ばれます。着色顔料(絵の具)は伝統的な油絵の技法のようにパレットの上で混合されるのではなく、高度に革新的な方法で使われるのです。異なる対照的な色彩はイメージを呼び起こします。点描画法は一部のカラープリンターで使われる4色印刷の過程を思わせます。そこではシアン(青)とマゼンタ(赤)と黄とキー(黒)が適用されます。またその後に、テレビやコンピュータ画面の基礎技術も思い起こします。それはやがて我々の時代のRGBカラー、つまり赤と緑と青になるのです。(それらは我々の現代のRGBカラーの前任者です)

パリのオルセー美術館からありがたいことにパブリックドメインに加えられている例をここにご紹介しましょう。それはポール・シニャックの1892年の絵画「井戸と女性」の色組成の詳細です

 

ウィーンのアルベルティーナ美術館の特別展は貴方を点描画法のサクセスストーリーの旅へ連れて行きます、1886年の創造から1930年代初頭にもたらされた影響へ、ジョルジュ・スーラの画期的な初期の作品から始まりポール・シニャックからテオ・ファン・レイセルベルヘまで、また、ポール・シニャックからアンリ・エドモン・クロスの点から小さな四角とモザイクへ変容する弧を描き、ヴィンセント・ファン・ゴッホの傑作、フォービズムのきらめくような色彩へ、そしてパブロ・ピカソのキュービズム作品における装飾的に配置された点へ、さらにピエト・モンドリアンの抽象画へと、貴方を連れて行くのです。

 

私にとって新しく印象的だったのは「パブロ・ピカソのキュービズム作品における装飾的に配置された点」という、ピカソの文脈による点描画法で、それは点や短い線がそれ自体ではもはやイメージを作らないことでした。しかしそれは2番目のレイヤーとしてあらかじめ描かれた形の上に装飾的な要素として配置されていたのです。

 

 

最後に、点はそれ自体が数少ない完璧な芸術作品になるべく、大きく幾何学的なものになります。ピエト・モンドリアンの有名なカラーの四角に見られるように。そこに、ウィーン・アルベルティーナ美術館の特別展「点描画法の道、スラー、シニャック、ファン・ゴッホ」は最高潮の到達「点」を設定しています。

Piet Mondriaan, 1930 – Mondrian Composition II in Red, Blue, and Yellow.jpg; Public Domain

 

私の写真コレクションの中にこれを見つけた時、ウィーンの有名なリンク通り(旧市街中心部を囲む環状道路)の並木に付けられたクリスマスの飾りが私に印象的な啓示を与えました。街の灯火とアルベルティーナの特別展の広告が広告塔の中で溶け合っていました。

 

「点描画法」とその勝利の完璧なブレンドです。

 

 

アルベルティーナの特別展は2017年1月8日まで。

機会があれば見逃さないで下さい。http://www.albertina.at/en/seurat_signac_vangogh

 

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